日本住宅公団八千代台団地
千葉県八千代市八千代台西 公団賃貸・分譲併存 昭和32年入居開始
テラスハウスのみで構成される初期の公団住宅です。北半分が賃貸、南半分が分譲住宅です。私が訪れた時点で賃貸棟は既に建て替えが完了しており、URアミティ八千代台となっていました。令和2年で現存しているのは分譲棟のみです。
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八千代台駅前に「住宅団地発祥の地」と書かれた記念碑があります。これを見て、今回紹介する「公団八千代台団地」が日本初の団地と勘違いされる方が居ますが、それは誤りです。記念碑に書かれている「八千代台団地」とは、八千代台駅の西側一帯に広がる住宅街(戸建ての住宅団地)のことで、千葉県住宅供給公社の前身「千葉県住宅協会」が造成したものです。公団住宅は、この住宅団地の造成が終わった後(昭和32年)にエリアの一角に整備されたものであって、この記念碑に書いてある「全国初の住宅団地」のことではありません。
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昭和32年の初期型テラスハウスが令和の世にも残っているとは感慨深いです。住棟周りは未舗装ですが、きれいに維持管理されていました。
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住戸の数だけアンテナが立っていますね。
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通路から一段高い場所に住棟が建っています。
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ほどんどの部屋で南側に増築されていました。
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この時点で築63年ですが、とてもきれいです。芝生に囲まれて良い感じ。
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団地の外周部は生垣で区切られています。
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往年の阿佐ヶ谷住宅を彷彿とさせる広場です。
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棟によって増築の仕方がかなり違っていました。管理は棟ごとに行なっているのでしょうか。
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ゆるやかに曲線を描く通路
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控えめな住棟番号
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タイルの住棟番号
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窓の下はコンクリートブロックで出来ているのですね。
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この雰囲気、素晴らしいです。
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東側外周部
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八千代台という名前の通り、当団地は高台にあり、写真左側は高低差のある斜面になっています。
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集会所は木造でした。
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エリアごとに住棟番号の色が異なりました。
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今や貴重な公団テラスハウスでした。
公団八千代台団地は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。(写真全45枚)
(c) 2005 Terui Keita