日本住宅公団大麻中町団地
北海道江別市大麻中町 公団賃貸住宅 昭和44年入居開始
大麻中町団地は、函館本線の大麻駅から歩いてすぐのところに立ち並ぶ、総戸数110戸のポイントハウスだけの団地です。11棟の赤い屋根の寒冷地型ポイントハウスが可愛らしいです。江別市大麻一帯は、真駒内、北広島と並び北海道を代表するニュータウンとなっており、周辺にもUR団地や道営住宅が立ち並んでいます。ちなみに「大麻」は「おおあさ」と読み、イントネーションは「大島」や「大崎」と同様、頭の方が高いそうです。
(2022年6月6日更新)

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ポイントハウスが11棟並んでいます。1〜7号棟は昭和44年に完成し、8〜11号棟は遅れて昭和50年に完成しました。

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通り沿いにずらっとポイントハウスが並んでいます。積雪防止のための傾斜がついた屋根や、暖房用煙突が特徴です。ゴールデンウィークに訪れましたが、まだ木々が芽吹いたばかりといった感じで、すこし肌寒かったです。

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白樺の木を見ると、北国へやってきたと実感します。

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団地の東側は、木に囲まれた池があります。大麻中町団地は、湖畔の団地なのです。

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寒冷地仕様の住棟は、階段室もガラス戸で雪が吹き込まないようになっています。窓の上にも雪が溜まらないよう庇がありません。ダストシュートの取り出し口が高い位置にあるのも、積雪を見越してのことなのでしょう。

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後から建設された8〜11号棟にはダストシュートがありません。

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住戸の窓は全て二重になっています。外側はアルミサッシのガラス戸で、内側は木サッシのガラス戸です。

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どこまでも続くまっすぐな道。大麻地区は、真駒内、北広島と並ぶ北海道の3大ニュータウンです。左側の赤い屋根が大麻中町団地、右側のグレーの屋根の団地は、大麻宮町団地です。

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大麻中町団地の東側に隣接する大麻中央公園です。池の周りでは鳥がさえずり、大変落ち着いた雰囲気です。樹木が茂る前は、ポイントハウスからこの池がよく見えたのではないでしょうか。

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北海道仕様のUR銘板

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美しい団地ビュー

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LED式信号機は、付着した雪が溶けないと一時期問題になっていました。雫型カバーで積雪を防止しているようです。

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すがすがしい

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白樺とポイントハウス

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団地の向かい側には公共施設がたくさん並んでいます。

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住棟番号は控えめに取り付けられています。

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住棟エントランスにはレンガが積まれています。江別市は明治時代からレンガの産地だったそうです。

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8号棟から11号棟

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大きな道路、赤い屋根の団地、白樺と森・・・ヨーロッパのような風景です。

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のんびり

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雄大な自然と団地の並び

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住んでみたいな。

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これを見るために北海道に来たと言っても過言ではありません。

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屋根がズラリ!

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5月の大型連休中ですが、桜が咲いていました。

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本当に来てよかったです。大麻中町団地は以上です。(写真全33枚)
(c) 2005 Terui Keita