日本住宅公団澄川団地
北海道札幌市南区澄川6条 公団賃貸住宅 昭和53年入居開始
札幌市営地下鉄南北線の澄川駅から東へ歩いて10分ほどの所に建っています。寒冷地型のスキップフロア型高層棟が見られる団地です。集約化事業の対象となり、中層棟3棟が令和4年度に取り壊し予定です。
(2022年6月8日更新)
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北側に高層棟、南側に中層棟が並んでいます。1〜6号棟は継続管理、7〜9号棟は令和4年中に取り壊し予定です。
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これが寒冷地型スキップフロア型住棟です。共用廊下は全て窓が設置され外気にさらされないようになっています。奈良北団地のように共用廊下が住戸が半階ずれて設置されているため、住戸北側の窓が共用廊下に面しないようになっています。
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迫力がありますね。共用廊下の出っ張りには雪が溜まってしまうようで、6〜7階の踊り場の窓から梯子がかかっているのが見えますね。
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雪下ろし用の梯子を間近で見るとこんな感じです。共用廊下の上に雪が溜まると換気口を塞いでしまうので、雪下ろしが欠かせませんね。
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住戸と廊下が半階ずれているので、住戸側の窓が出てきません。玄関は、上下半階上り下りした位置にあります。共用廊下には、窓を開けないよう張り紙がしてありました。開けっぱなしにしておくと、玄関扉が凍結してしまうのだそうです。
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階段室上部が飛び出しています。受水槽でしょうか。
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大麻中町や北広島若葉町と同様、この団地もエントランス部はレンガで仕上げてあります。
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工事用(?)の入り口が2階の高さに付いています。1階だと扉が開けられなくなるからでしょうか。積雪対策に全振りしたような作りの建物ですね。
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こちらが除却対象となっている7号棟です。入り口はすでにベニアで塞がれていました。この中層棟は占有面積が72平米もあり、東京であれば相当広い部類です。築43年で取り壊すのはちょっともったいない気がしました。
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スキップフロア型高層棟の南面です。奈良北団地と同様、5階と9階の階高が高いです。
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7号棟の入り口は封鎖済み
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継続管理の高層棟と集約化対象の中層棟
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こちらは継続管理の中層棟です。外壁が綺麗に塗り替えられていました。
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集約化対象棟には、懐かしのカモチャンマーク(住宅・都市整備公団ペットマーク)が。
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手前右手の建物は集会場です。
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令和4年秋までに除却完了予定
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かもちゃんバイバイ
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この団地にも暖房用煙突が見られます。
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継続管理棟の妻面にはSumikawaの文字がペイントされていました。
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9号棟のカモチャンはボロボロに劣化していました。
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集会所
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いい団地でした。
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澄川団地の近くの店で味噌ラーメンを美味しくいただきました。みなさんも北海道の団地を見に来てくださいね。
澄川団地は以上です。(写真全30枚)
(c) 2005 Terui Keita