神奈川県住宅供給公社横浜若葉台団地
神奈川県横浜市旭区若葉台 公社分譲・賃貸併存 昭和54年入居開始
高層ポイントハウスとスキップフロア住棟が里山の中に立ち並ぶ横浜市郊外の高層団地群です。神奈川県住宅供給公社が供給する団地としては最大級の規模を誇ります。分譲が中心となっており、公社分譲66棟5,186戸に対して公社賃貸はわずか7棟790戸です。横浜若葉台一帯は、駅を中心とする市街地から全く独立した一つの街になっており、中央部には大規模なショッピングセンターや公共施設が揃っています。
(2022年3月20日更新)
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団地全体図です。公共施設や商業施設が一通り揃っており、団地内で生活がほぼ完結できる環境です。横浜線十日市場駅までバス便利用という決して恵まれた立地ではないものの、団地内の利便性の高さと環境の良さから今でも人気があるようです。団地内は歩車分離が徹底されており、ほとんどのエリアから中心部まで横断歩道を渡らずに到達できます。
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若葉台中央バスターミナルです。かなり立派な作りでタクシーも数台待機しています。十日市場駅や青葉台駅、横浜駅等多方面にバスが出ています。
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横浜若葉台団地の特筆すべきところは、住民組織の盤石さと「まちづくり」に関する意識の高さです。15の管理組合が連携し「100年マンション憲章」を定め、攻めのまちづくりを行なっています。団地の管理業務だけではなく、若葉台団地外からの移り住みを促進するするなど企画立案をおこなっている一般社団法人若葉台まちづくりセンターという組織も存在し、全国的に見ても非常に先進的な団地といえます。
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遠くまで見通せる直線道路と高層住棟たち。ニュータウン好きにはたまらない景観です。
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商店街につながる遊歩道です。商業施設周りはグラデーションカラーの住棟が立ち並びます。
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団地中央の商店街は「ショッピングタウンわかば」と名付けられています。核テナントとしてイトーヨーカドー若葉台店があり、その他専門店が50店舗以上集積しています。今まで見てきた団地の中でもかなり大規模な商店街です。
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商店街周辺は立体的な歩行者導線になっています。
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イトーヨーカドー若葉台店です。セブンアンドアイのロゴが住棟の上に乗っています。
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ふれあい広場とイトーヨーカドー
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数ある団地商店街の中でもかなり賑わっている方です。この日もイベントが開催されていました。
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子供たちの姿もたくさん見えます。
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すごく明るい雰囲気です。
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あちらこちらに椅子とテーブルが置いてあって居心地が良いです。
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各棟のエレベーター室の外壁に若葉台団地のイメージキャラクターのフクロウが描かれています。1丁目なら1羽、2丁目なら2羽という具合です。
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若葉台団地の住棟のデザインは一律でなく、エリアごとに個性があります。このスキップフロア住棟は廊下側の丸い窓がアクセントになっています。
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多摩ニュータウンでも多用された凸の字型の高層ポイントハウスが若葉台団地でも建設されました。その数なんと15棟!
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個性的なスキップフロア
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歩行者道路が団地中に張り巡らされています。
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緑豊かな環境です。
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高層棟がどこまでも立ち並び、かなりダイナミックな景観です。
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こちらは個性的な高層階段室型住棟
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築40年を超えますが、どの棟も綺麗です。
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ポイントハウスたち
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夏場に来たら緑がもこもこになりそうです。
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中層棟はほんのわずかです。
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つながるスキップフロア
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リズミカルな並び
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横浜市営バスと神奈中バスです。各駅から発車したバスは、若葉台団地内をぐるっと回ってから若葉台中央バスターミナルに到着します。
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地形を生かした遊具
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様々なスキップフロア高層棟が並んでいます。さながらスキップフロア型の見本市です。
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巨大な住棟
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野球場もありました。
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まだいくつか未利用地があるようでした。
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