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日本住宅公団 千里山団地
(せんりやまだんち)


大阪府吹田市千里山虹が丘・千里山星が丘・千里山霧が丘
公団賃貸住宅・公団分譲住宅 昭和32年入居開始(全面建替予定)

 阪急千里線の千里山駅前に立ち並ぶ公団発足初期の団地です。元々山があった場所を切り崩して団地が建設されました。サンルーム付き住棟やスターハウス等、建物のバリエーションに富んでいます。


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土地の形状に合わせて様々な建物が配置されています。NSペアが多用されているほか、スターハウスや「へ」の字に折れ曲がった住棟が見られます。案内図の左下にあたる部分に隣接して千里山駅があります。






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駅からこの近さ。






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公団住宅のデザインが一定していなかった時代のため一見公団だと分かりにくい外観ですが、間取りや設備などは他の公団住宅と共通しています。






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千里山という名の通り、本当に元々は山だったので、団地内の高低差はかなりあります。






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住棟番号が「1ニジ」となっています。住所が虹ヶ丘にあたるエリアは「ニジ」、同様に星ヶ丘は「ホシ」、霧ヶ丘は「キリ」の符号が付けられています。






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高木が立ち並び、長老団地としての風格を感じさせます。






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奥に見えるのは南入り住棟。






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地元団体の協力により実現した千里山団地の見学会の時の写真のため、ぞろぞろと見学者の列が出来ております。






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風呂周りの正方形の窓があるこの住棟は、公団発足後一番最初に出来たもっともスタンダードな間取り(標準設計)です。





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白い給水塔。






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管理事務所です。排水口ようのラバーカップを入れておく「ぼんてん入れ」は、大阪の団地の定番アイテム。






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スターハウスです。すごい迫力に圧倒されます。






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サンルーム付きのスターハウスになっています。






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これを見るために大阪まで来たと言っても過言ではありません。





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こちらは分譲棟で、1棟丸ごと企業に買い取られ、社宅として利用されているスターハウス。サンルームが一部除去されています。






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こちらの棟は大阪支所独特のデザインの建物。窓が大きくダストシュートが煉瓦積みになたています。






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植栽の大きさに歴史を感じます。






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団地の室内に入ってみましょう。地元団体のご協力により見学会が開催することができ、このように中まで見せてもらうことが出来ました。





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サンルームです。旅館の広縁のようなつくりになっています。






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ちょうどサンルームはこの部分です。花ブロックが素敵ですね。





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サンルーム。全部窓を開け放つとベランダのように利用できます。





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長年使用されていない為、汚れていますが、当時としては大変近代的なトイレでした。様式便所は公団住宅が普及させたといっても過言ではありません。






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風呂場です。石鹸置き場が壁に埋め込まれているところなどに心遣いを感じます。床はコンクリートむき出しになっており、すのこを敷いて使います。






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風呂場の扉は木製なのですが、大事に使われており腐らず綺麗なままです。





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今ではあまり見かけない角に取り付けてある洗面台。






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先ほどの写真とは別な建物のダイニングキッチン。壁を色んな配管が這っています。






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作り付けの棚。






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窓の形状が独特ですね。






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この建物が一番お気に入りです。






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サンルーム拡大。







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もっと拡大。






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部屋の入口はこんなドア。なんと中が丸見え!カーテンを付けて使うようになっています。







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いよいよスターハウスに入っています。こちらの建物は企業の社宅として使用されている分譲棟です。







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階段室はこんな感じ。






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階段室の吹き抜けを見上げると、明り取りの穴が並んでいました。







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中はぴかぴかにリフォームされていました。






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イベント企画の際にUR都市機構等から頂いた写真です。竣工時の貴重な姿が映し出されています。

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