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日本電信電話公社 武蔵藤沢社宅
(むさしふじさわしゃたく)


埼玉県入間市大字上藤沢
電電アパート(現NTT社宅) 入居年月日不明(社宅廃止のため現存せず)

 西武池袋線武蔵藤沢駅からバス圏。コンクリート打放しのクールなスキップフロア住棟が特徴的な電電アパートです。


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ゆるやかにカーブする道に沿って高層・中層棟が立ち並びます。汚水処理場や遊水池等、一団地として十分な施設をそろえています。






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プレキャスト鉄筋コンクリートの中層棟。間口も奥行もかなりあります。






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こちらが武蔵藤沢社宅名物の高層棟です。コンクリート打ちっ放しな感じがすごくかっこいいです。1階はピロティーになっています。






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周囲は典型的な郊外の風景の中、この団地群は非常に目立つ存在でした。






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中層棟に戻ります。中層棟も何種類か間取りがあるようです。






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中層棟の北側は平行階段でした。






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高層棟の中を見てみましょう。スキップフロア型なのですが、なんと1階、6階、11階しか止まりません。どういうことなのか次の写真をご覧いただきましょう。






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数あるスキップフロア型の中で、ここまで極端にスキップしているものは初めて見ました。13階はエレベーター下車後、必ず2フロア階段を上らなければならないわけですね。






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6階・11階にある横移動のための通路。展望台のようになっています。





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床はインターロッキングで、ちょっとした広場のようです。






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階段室は、開口部が無い分少々薄暗いですが、NTT社宅らしいさっぱりとした空間です。






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廊下側です。6階と11階部分が良く見ると通路になっているのが分かりますね。






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棟と棟の間をよく見ると、6階と11階の部分に渡り廊下が渡してありました。丸い窓がついた宇宙船ような感じです。






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プレイロット。高層棟に囲まれています。






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鳩除けでしょうか。高層棟のベランダにはネットがかけてありました。






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入口はここ。エレベーターは妻面に張り付いています。






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妻面の模様が特徴的。





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社宅の廃止が決まり、取り壊しが始まった時の写真です。左側の棟がまさに重機で解体されている最中で、右側の棟はシートがかけられています。





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窓ガラスなど建具が外され解体を目前にする高層棟。






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こんな感じで解体していくのですね。構造がよく分かります。





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社宅に住んでおられた方のお話によれば、社宅の中ではまだ新しい方だったので、まさか取り壊しの対象になるとは思わなかったとおっしゃっていました。







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室内が断面として見えています。






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まるで建設中の写真のようですね。







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6階の通路にある動物の壁画が見えています。ぞうさんさようなら。







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今は取り壊しが完了し、戸建て住宅が立ち並んでいます。




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