公団ウォーカー

日本住宅公団多摩平団地たまだいらだんち

東京都日野市多摩平 公団賃貸住宅 昭和33年入居開始

1

2 »

「富士の見える『多摩平』40万坪の緑の町出現」と銘打って誕生した大規模団地です。多摩平ニュータウンは「衛星都市」と位置付けられ、職住近接の独立した街として建設されました。豊田駅には北口が新設され、駅の周辺には多摩平団地と戸建て分譲地、後背部には工業団地が整備されています。現在多摩平団地は建替え事業が完了し「UR多摩平の森」に生まれ変わりました。





1-1
1-1
案内図です。地図左下部分(現在位置)のあたりには、現在イオンモール多摩平が建っています。案内図の真ん中あたりに「協会」が見えますね。多摩平団地は、この協会(日本基督教団日野台協会)と、ストーン牧師の森を残すことを前提に設計されたのです。


1-2
1-2
早速、団地の中に入ってみましょう。


1-3
1-3
駅に近いエリアは4階建て中層フラットが中心。


1-4
1-4


1-5
1-5
敷地に入ると、いきなり森っぽくなります。


1-6
1-6
冗談抜きで森なんです。森の中に建物が建っている感じ。周辺より1、2度気温が低そう。


1-7
1-7
ひばりヶ丘団地や常盤平団地と同様に、住棟の前は歩行者専用の小道になっています。


1-8
1-8
木が大きい!


1-9
1-9


1-10
1-10


1-11
1-11
ほんと森です。


1-12
1-12
窓は木製サッシです。


1-13
1-13
小世帯型(1DK)住棟


1-14
1-14


1-15
1-15
小道


1-16
1-16


1-17
1-17
どこまで歩いても森なんです。


1-18
1-18


1-19
1-19
写真の露出を相当上げて撮影していますが、実際は木が生い茂っていてかなり薄暗かったです。本当に森。


1-20
1-20


1-21
1-21
森の中にいきなり鉄棒が。この団地もプレイロットなのかただの通路なのか、境界を意図的に曖昧にしています。


1-22
1-22


1-23
1-23


1-24
1-24


1-25
1-25
森が深すぎて、苔がむしています。


1-26
1-26


1-27
1-27
幻想的。


1-28
1-28


1-29
1-29


1-30
1-30


1-31
1-31


1-32
1-32


1-33
1-33
華奢なフォントの住棟番号が良いですね。


1-34
1-34


1-35
1-35


1-36
1-36
あじさいが綺麗


1-37
1-37
公団のプロトタイプ、55-4N-2DKの棟


1-38
1-38


1-39
1-39


1-40
1-40


1-41
1-41
一般的な北側に階段室がある住棟をN型といい、写真のような南側に階段室がある住棟をS型と言います。広場に対して階段室が向かい合うようにN型とS型を配置する手法を「NSペア」と言い、コミュニティ醸成が期待されていました。


1-42
1-42


1-43
1-43
NSペアの中央にプレイロットが配置されています。


1-44
1-44


1-45
1-45


1-46
1-46
木がかなり大きいですね。


1-47
1-47
木に埋もれて薄暗いため、昼間でも階段室に電気がついていました。


1-48
1-48


1-49
1-49
S型(南入り型)では、北側がかなり殺風景な感じに。公団では設計上「ネガティブな空間」と表現されていました。


1-50
1-50
本当に木が多いですね。


次のページへ »







(c) 2005 Terui Keita