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日本住宅公団 北砂五丁目団地
(きたすなごちょうめだんち)


東京都江東区北砂
公団賃貸住宅 昭和52年3月入居開始

 豊島五丁目団地と同じく、広大な工場跡地に建設された「面開発市街地住宅」です。全て高層の賃貸住宅で、多くの棟がつやつやの青いタイル張りとなっているのが特徴です。駅からはそれなりに距離がありますが、日本橋まで6km弱という恵まれた立地のため、自転車やタクシーで都心へ向かう人も居るようです。


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広場を囲むような配置となっており、戸数を確保しつつもダイナミックなオープンスペースを作り出しています。






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すごい迫力ですね。ダイナミックな青色の城が、森の中にそびえ立っているようです。






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元々、製糖工場があった場所でした。






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ギザギザののこぎりのような形のベランダです。






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棟間には、森のような空間が広がっており、建て込んだ江東区の町の中でオアシスのような空間になっています。






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ブルーのタイルは、このようになっています。結構おしゃれですよね。






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ダイナミックなツインコリダー型の建物。





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北砂五丁目団地の青いタイルは本当につやつやです。






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つやつや






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広場






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プリン山は高層団地のシンボルなのでしょうか。高島平にも豊島五丁目にもありました。







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団地の中央にある8号棟だけがこの色で、ほかの棟はみな青色です。







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1棟だけ色が違うツインコリダー型の8号棟の1階部分です。通常は自転車置き場等になっていることが多いこの空間が、なんと広場になっているではないですか!しかも駄菓子屋まであります。





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駄菓子屋の前に置かれたアーケードゲームの音が、ツインコリダー型の吹き抜け空間に響き渡っています。なんとも不思議な空間です。






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それにしても、この吹き抜け空間に貼られたタイルといい、外壁の青いタイルといい、この北砂五丁目団地の設計者はよほどタイルが好きだったのでしょう。





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外壁工事中でした。工事でタイルがどうなってしまうのかが気になるところです。





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1階部分が商業施設になっている建物です。天井の格子模様はこの時代の流行り。






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中華料理屋






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右の青い棟。一見ツインコリダー型に見えますが、実はちょっと違うんです。次の写真に注目。






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なんということでしょう。ツインコリダ型ーのような建物の配置でありながら、廊下は真ん中に1本。そこから半階ずつ上がり下がりして部屋にアクセスする方式がとられています。公団の公式の資料によると、このタイプを「スキップセンターコリダー型(SCC)」と言うそうですよ。※ADNさん教えてくれてありがとうございましたw






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ちょっと角度を変えるとこんな感じに見えます。このアクセス方法は、高層住宅に採用しにくい階段室型と、プライバシー上の課題がある片廊下型の弱点をいっぺんに克服した妙案だと思います。







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小名木川沿いの棟。全面的にタイルが貼り付けられているため、民間のマンションのようにも見えます。






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ツインコリダー型の内部もダイナミックでした。
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