財団法人東京都住宅協会 松ノ木住宅
東京都杉並区松ノ木 公社賃貸住宅 昭和31年入居開始
※東京都住宅協会は現在の東京都住宅供給公社
杉並区の和田堀公園そばにある公社の団地です。昭和31年3月入居開始ですので、日本住宅公団第1号の金岡団地(同年4月入居開始)より古い団地ということになります。
9号棟まであり、総戸数は216戸。間取りは全て2Kの29.94平米とかなり小ぶりでした。令和2年現在、建て替え事業中です。

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9棟の建物が微妙に角度を変えながら配置されています。9号棟前の転回路が味わい深いです。

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淡いクリーム色と緑のコントラストが映えます。周りの樹木は住棟より大きく育っており、森のような雰囲気があります。

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シンプルな北側面とは打って変わって、南側は配管がごちゃごちゃしていました。

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出窓が公社の証。

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ベランダの腰壁が煉瓦調になっています。

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階段室の入り口の枠が人研ぎ石です。

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高架水槽方式なんですね。

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9号棟奥の転回路

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森の団地って感じで素敵です。

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妻面はシンプル

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ダストシュートは撤去されており、よりシンプルな見た目に。

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出窓ぼこぼこ

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昭和31年に完成した1〜6号棟は、階段室が屋上まで出っ張っていますが、昭和32年に完成した7〜9号棟は、出っ張っていません。

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芝生が広いですね。

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7〜9号棟の階段室上には丸い出っ張りが見えます。屋上への出口でしょうか。

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団地は低めの万年塀で囲われています。

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集会所

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芝生広場

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杉の木が良いですね。

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狭いベランダにうまく給湯器をくっつけています。

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自転車小屋の種類が何気に全部違いますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。松ノ木住宅は、数年後に建て替えられ「コーシャハイム松ノ木」になる予定です。(写真計41枚)
(c) 2005 Terui Keita