公団ウォーカー
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日本住宅公団　芦花公園団地
（ろかこうえんだんち）

東京都世田谷区南烏山
公団賃貸住宅　昭和33年9月入居開始（全面建替済み）

　京王線芦花公園駅の目の前にある公団発足初期の団地。線路沿いに建つスターハウスが大変印象的でした。元々単身者棟（男・女）がありましたが、撮影時には除却済みでした。現在は全て取り壊され、新しい高層住宅になっています。


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案内図です。右側のH型の棟が単身者棟、そのすぐ北側が芦花公園駅です。単身者棟、スターハウス、NSペアと、昭和30年代の特徴をばっちりおさえた団地ですね。案内図の書式が荻窪団地のものと一緒ですね。






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給水塔と中層フラット棟。住棟は桜堤団地とよく似ており、階段踊り場部分の腰壁に横スリットが入っているのが特徴です。給水塔はファンが多いとっくり型です。






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南側には物置があります。物干し竿掛けが当時のままの姿で残っています。






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ダイニングキッチンの窓に特徴があり、左側が窓、右側が扉と言う風に分かれています。流し台は南向きに取り付けられていたそうです。






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かなりの迫力を感じます。庇が無いと雨が壁を伝うため傷みやすいそうで、取り壊し目前ということも相まって、外壁塗装の剥がれが目立ちます。






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昭和30年代初期でおなじみの、柱に取り付けられたポスト。





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焼却炉の煙突がついています。






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スターハウスは3棟あり、線路沿いに並んでいます。連続窓が印象的な野方団地と同じタイプです。






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このやや赤みがかかったチョコレート色のダストシュートが良いアクセントになっています。






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スターハウスの連続窓。






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スターハウスの踊り場。ダストシュートの投入口が見えます。





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スターハウスの南側。






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スターハウス最後の春。






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木製サッシのスターハウスは限りなくレアです。






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上から眺めてみましょう。







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南入り階段の７号棟。






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南入り階段。





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南入り階段の７号棟を北側から見るとこのようになっています。庇が無く、窓も控えめなため、まるで単身者棟のような雰囲気を醸し出しています。






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中層フラット北入り階段の８号棟。





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青い空とクリーム色の建物が対照的。






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給水塔さんさようなら。






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ぎりぎり最後の姿が見られて良かった。さようなら芦花公園団地。
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