公団ウォーカー

団地で子育て、かなり良いです!

私も団地に入居してから早10年以上が経ち、今ではここで二人の子供を育てています。 団地は想像以上に環境がよく、大満足しております。ここで実際に子育てをしてみて、いろいろ見えてきたとこがありましたので、書いていこうと思います。

最近、団地に子供が増えてきました

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 新聞では、やれ高齢化、やれ老朽化、と団地に老人しかいないかのような報道が繰り返されておりますが、実際のところはちょっと違います。神代団地は1965年に入居開始の団地ですので、新築の時から住んでいる人の多くは2020年現在、大体80代後半くらいになっています。ここ神代団地では、ほとんどの棟にエレベーターが無いため、ここ数年で階段を登れなくなってきた年配の方の退去(もしくは1階への転居)が進んでおり、代わりに健脚な若い世代が続々と入居してきているのです。まさに居住者の世代交代真っ只中といった感じ。団地の「第2週目」が始まっていると言えます。昼間に団地を歩いてみるとわかりますが、その辺の街中よりたくさん子供たちがいます。また、子育て世代と高齢者がミックスした世代構成がこれまた絶妙で、団地の全盛期を見てきた年配の方々が、子供たちを孫のように見守ってくれるだけではなく、祭りや餅つきなどのイベントを率先してやってくれています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これがURが目指しているミクストコミュニティーなのかと感心しています。

団地自体が公園だから「公園デビュー」とか無縁です

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 私が住んでいる住棟から、公園までは徒歩10秒。・・・というか団地自体が公園みたいなものなので、子育てアルアルな「ドキドキ公園デビュー」とか「公園ママ友グループトラブル」みたいなややこしい話を私も妻も聞いたことがありません。団地のプレイロットは地域に開かれており、幼児向け遊具が充実しているため、団地外からもたくさんの子連れ家族が集まってきています。ここがオートロックで閉ざされたマンションの遊び場と大きく違うところ。うちの子が赤ちゃんだった頃、なんとなく見知って仲良くなった人が、同じ幼稚園に入ったりして交友の輪が自然と広がっていきます。

この広い空間は、団地住民の特権

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 住宅が立ち並ぶ中にこれだけの大空間が広がっているのは、団地だけではないでしょうか。神代団地の広い公園では、ボール遊びや自転車の練習も余裕できますし、正月には凧揚げをやっている人もいます。何もかも禁止されている市の公園とちがって使い方は自由ですし、住民の共益費でクリーンメイトのおじさんたちがいつも掃除しているのでベンチも砂場も清潔そのもの。晴れの日は子供たちがいつも走り回っています。子供の体力低下が問題になり始めて久しいですが、団地の公園で遊ぶ子供たちは健全・健康そのものに見えます。あと、とりあえず団地中央の広場に行くと誰かしら知り合いが歩いていたりして、そのことが結構心強かったりします。

団地子育てにあたってよく聞かれること

 団地の子育てライフに大満足な我が家。ただ、中にはうまくいかなくて早々と退去してしまう方もいるようです。
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子供の騒音問題、実際のところは。

 団地は鉄筋コンクリート造であり、思った以上に防音性能は高いです。それこそ鉄骨造や木造のアパートとは段違い。鉄筋コンクリートの特性を理解し、床への打撃を避ける、深夜に洗濯とか入浴は避ける、重低音の音楽は遠慮するといった常識的なことを守っていれば、子供が多少走り回っても耐え難い騒音にはならないはず。とはいえ、騒音トラブルは実際にあるのは事実です。無用なトラブルを避けるため、次のことに気をつけると良いでしょう。

良好な近所付き合いを心がけましょう

 古い団地に多い「階段室型」の団地では、一つの階段が下町の裏路地みたいな機能を果たしています。つまり近所付き合いは、上下階、縦のつながりが命。走り回る音の騒音は上下階に響きますから、日頃から階段室ですれ違う人と笑顔で挨拶を心がけましょう。顔を見知った仲であれば、多少の粗相も多めにみてもらえるのではないでしょうか。あと、表札は出しておいた方が良いと思います。

自治会に入っておいて損は無い

 なぜか自治会に対し変な不安を持ってる人がいるようですが、みなさん、とりあえず自治会には入っておきましょう。団地によって違いますが、自治会費は、月にせいぜいスタバのコーヒー1杯分くらいが相場。安いものです。自治会加入の何が大事かって「自治会費を階段委員の人が集めにきて、それを手渡す」という、フェイス・トゥー・フェイスのやりとりが大事なんですよ。顔を見て会費を渡すとか回覧板を回すといった何気ない近所とのつながりが、隣人への無用な警戒心を解く重要なプロセスになっているんです。団地でうまくいかなかった人は、入居するや否や自治会加入を拒絶し、近所の人に「なんだか変な人」とか「よくわからないけど怖い人」と思われてしまったケースがあるのではないかと思います。なんかいろいろ会合とかあって面倒なのでは?と思ってる方がいますが、無理なら無理と、普通に「忙しいので難しいです」と言えば、何も強制されることはありません。

多少の運要素もある

 いろいろ気をつけても、総個数2000戸を超える巨大団地では、隣人がどのような人か運要素もあります。認知症が進んで、音が気になってしょうがない老人や、夜勤中心で昼間寝ている人など、スポット的に騒音に敏感な人がいるのも事実。これはもはや運としか言いようがないです。また、逆に騒音を発する人がいるもの事実で、耳が遠くなってテレビを最大音量にしているのにその自覚がないおじいちゃんがいたのを覚えています。そのような部屋は、周りがやたら空室だらけだったりするので、心配な人は内見の時、階段に騒音注意の張り紙がされてないかなどチェックするのも大切です。

子供が居てエレベーター無しはきついのでは?という疑問

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 4階、5階となると子供をだっこして上るのはそれなりに重労働なのは事実だと思います。うちも結構苦労しました。ただ、ベビーカーは、1階階段室のポストのところに置きっぱなしの人がかなり多いです。3年以上置き続けましたが、盗まれたりいたずらされたりすることはありませんでした。URは、置いていいとも悪いとも言わないので、置けるかどうかは、近所と良好な関係が築けているかによると思います。
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 団地子育て、大満足です!
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