日本住宅公団あやめ台団地
千葉県千葉市稲毛区あやめ台 公団賃貸・分譲併存 昭和41年入居開始(分譲棟は昭和46年入居開始)
総武本線稲毛駅からバスで15分の立地です。もともと千葉市園生町の一部でしたが、団地が「あやめ台団地」と命名されることとなったため、地名も「あやめ台」に変更されました。日本住宅公団は、あらかじめ生産したコンクリート板を現地で組み立てていく中層WPC工法(壁式プレキャスト鉄筋コンクリート部材組立工法)の開発を進めていました。実証実験(神代団地3号棟)を経て、当団地においていよいよ本格導入されることとなり、近くの千草台団地(事業名:作草部団地)とともに日本初の移動式PC工場が建設されました。あやめ台団地では、東側の街区で4階建てPC棟が大量建設されました。

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バスターミナルと商店街が隣接しており、そこから各方面へ歩行者路が伸びています。

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団地の入り口に古いタイプの看板が残っていました。住宅・都市整備公団の懐かしいロゴが。

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あやめ台商店街の案内板もありました。

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バスターミナルです。バスが折り返せる構造になっています。

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バスターミナルから商店街へ足を進めます。

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ダイエー系のスーパーマーケット「グルメシティー」がありました。令和2年現在、この場所はビッグ・エーに変わったようです。

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かわいい石像

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千葉銀行と郵便局もあります。

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商店街から見える範囲にポイントハウスが配置されています。

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商店街から西へ伸びる遊歩道

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遊歩道沿いに綺麗なお花がいっぱい。

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パーゴラが遊歩道の上までかかっているところに団地づくりの哲学を感じます。通路とプレイロットの境界をあえて曖昧にして、敷地全体を公園っぽく見せる手法は「ひばりヶ丘団地」の時代から受け継がれているものです。

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古いタイプの滑り台が綺麗に塗装されて現役です。

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団地の西側エリアは従来通りの現場打ち鉄筋コンクリートの住棟です。

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コアラ壁画

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団地の東側エリアは4階建てのPC工法で建てられた住棟です。在来工法(型枠にコンクリートを流し込む工法)では5階建てが一般的になっていましたが、始まったばかりのWPC工法では4階建てにとどめていました。

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PC棟は凸凹してなくてシンプルな見た目。

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ポイントハウスが景観のアクセントになっています。

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リズミカルな景観

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昔ながらの滑り台ですが、近くで見ると足掛け部分が改修されています。

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西側エリアに戻ります。4階建ての中層フラットを近くで見ると、浴室とトイレの窓の上にコンクリート製の庇が窓ごとについているのですよね。これ、結構珍しいと思います。

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最後までご覧いただきありがとうございました。あやめ台団地は以上です。(写真全30枚)
(c) 2005 Terui Keita