日本住宅公団稲毛団地
千葉県千葉市稲毛区稲毛台町 公団分譲住宅 昭和31年入居開始
※募集時は「稲毛住宅」と表記。分譲後「稲毛台住宅」と名乗っていた。
日本住宅公団の分譲住宅第1号であり、関東地方初の公団住宅です。全戸同一の間取り(55-4N-2DKタイプ)でした。個人所有は少なく、いくつかの棟は電源開発株式会社等の法人に買われ、社宅として利用されていました。
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国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より引用。真ん中あたりに見えるのが稲毛団地です。プレイロットは大きい目のが1ヶ所だけです。公団の論文によれば、利用者がプレイロット付近に住む子に偏りがちだったらしく、のちの公団住宅ではきめ細やかにプレイロットが配置されていくようになります。
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庇も無く、スパッと豆腐のようなシンプルなデザイン。これぞ公団住宅の元祖の中の元祖です。
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極めてシンプルに見える住棟配置ですが、よく見ると微妙に角度を降っています。流石公団です。
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棟ごとに所有者が異なり、改修された踊り場柵の仕様が異なります。
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往年は「稲毛台住宅」を名乗っていました。
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もともとバルコニーの柵は、ネットフェンス状の物が設置されていました。子供がよじ登って危ないので、アルミ柵に更新されています。
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階段室
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オリジナル仕様の柵が階段室に残っていました。
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この棟は物置が撤去されています。
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集会所はコンクリートブロック造でした。
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公団の初代鋼製ドアです!
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ポストは後から取り付けられてものです。
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浴室の窓の上にある出っ張りは浴室の換気口です。
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味わい深いフォントですね。
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最後までご覧いただきありがとうございました。稲毛団地は、以上になります。(写真全35枚)
(c) 2005 Terui Keita