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最後に公団晴海団地の高層棟です。この棟には当初、専門の電話交換手が常備していたり、団地の中で迷子にならないよう案内人(エレベーターボーイ)がいたりそうです。すごいですね。





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前川國男氏が設計しただけあって細部にコダワリが見られます。畳は規格外のサイズで、障子の縦のラインとピッタリ合わさるようになっているのです。



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小判型浴槽に貼ってある注意書き。ガス中毒を防ぐためかなり強い口調で書いてあるように見えます。




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これがお風呂を温めるためのバーナー。これに火をつけて、お風呂の下の穴に差し込むとお湯が沸きます。



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共用廊下は子どもたちが自由に遊べるようにと広めにとってありました。しかし、実際遊び場として使ってみると非常にうるさいということで、住民がここで遊ばないようなルールを取り決めたため、設計者の狙い通りとはならなかったそうです。



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開いた扉に人がぶつからないよう引き戸が採用されています。天井に近い部分にはガラス窓があってオシャレです。



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晴海団地高層棟は複雑なスキップフロアが採用されています。こりゃ新聞配達が大変そう・・・。



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集合住宅歴史館では、住戸に使われているパーツの時代変遷も見られるようになっています。こちらはドアの展示。



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休憩室では、団地関係の書籍やDVDが並べられていました。僕の本も置いてあってちょっと嬉しかったです。


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大山さんの「団地さん」のペーパークラフトを作るコーナーもありました。


以上、集合住宅歴史観でした♪