日本住宅公団多摩平団地たまだいらだんち

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焼却炉の煙突

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換気口と洗濯機用蛇口

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退去してしばらく時間がたった部屋のドアはボロボロに。

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このタイプの滑り台は色々な団地で見かけます。

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水回りの連続窓が良いですね。

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現在イオンモールになっているところには多摩平団地名店街という商店街がありました。レトロで好きだったんですが、無くなっちゃいました。

【昭和40年ごろの店舗は下記の通り】
多摩スーパーレット（食料品）、丸井クレジット、高島屋ストア（デパート）、三光魚店、白洋舎クリーニング、森屋青果、山田肉店、稲毛屋（乾物等）、そば屋蘭めん、宮崎金物店、第一家電、寿司ますだや、多摩眼鏡店、柏屋ふとん店、すみれ薬局、ムラカミ美容室、キング理容室、滝沢ランドリー、原田青果、カメヤ靴店、門脇紙店、二宮履物店、つるや時計店、滝沢テーラー、中央園芸、まるき菓子店、そば福生屋、森屋米穀店、鳴海屋魚店、山口食料品店

居住者の方からの提供写真

　多摩平団地の建て替え直前まで入居し、引き続き多摩平の森に筋金入りの団地住民、原田あゆみさん（はりぃさん）から、多摩平団地に暮らしていた頃の写真をいただきました。ご本人に承諾いただきましたので、当サイトで公開させていただきます。大変貴重な写真なので、是非ともご覧ください。間取りは、公団住宅のプロトタイプ55-4N-2DK（左右反転タイプ）です。

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ダイニングキッチン内の洗面台、玄関との仕切りのガラス、まさに公団住宅の元祖です。食器棚も懐かしい系で素晴らしい！原田さん宅では、4.5畳のダイニングキッチンを広めのキッチンとして利用していたようです。

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現在の団地では、リニューアルに合わせて給湯器一体型レンジフードが取り付けられていますが、多摩平団地では瞬間湯沸かし器とプロペラファン（換気扇）が活躍していました。プロペラファンのお宅は掃除が大変なのですが、大変綺麗に使われており感心します。

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右側のタイル柄のガラスの向こう側は玄関になっています。なお、多摩平団地のオリジナルの内装では、壁紙は貼っていなくて、白ペンキが直塗りされています。貼ってあるクロスは後から施工されたものになります。

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木製の浴室扉、腐ってダメになってしまう家も相当多かったのですが、原田さんちにはしっかり残っていました。素晴らしい！またぎの部分が人研ぎですね。最近リフォームした団地では、この部分がアルミ板で覆われて見えなくなっています。

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白と緑の調和が素敵ですね。

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トイレと玄関同時に照らすことができる両面式の電灯がありました。昭和30年台の団地で多用されましたが、全国統一標準設計（昭和38年）以降、あまり使われなくなりました。

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木目調のエレクトーン、懐かしいです。うちにもありました。

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元々、この居間も和室でした。公団によれば、畳の上にカーペットを置いて、洋風に使う方が大変多かったそうです。

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上に見えるライトは公団オリジナルのもの。

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なんか落ち着きますよね。

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良い眺めじゃ。

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ここからは引っ越し時の画像です。

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昭和30年台中頃まで、北側の窓に障子が設置されていました。のちにカーテンレールに変更されています。

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ベランダの物置、あるとありがたい。

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木製サッシの鍵はクレセント錠ではなく、ねじ込み式です。原田さん、写真の提供、ありがとうございました！

ルネッサンス事業によるリノベーション住棟

　全面建替予定だった多摩平団地ですが、ルネッサンス事業により237,238,243,244,247号棟（全5棟）が解体を免れることとなりました。民間企業3社がURから建物を借り受け、シェアハウス、サービス付き高齢者向け住宅、菜園付き賃貸住宅にリノベーションされ、好評を博しています。ご縁があり見学させていただきましたので、ご紹介いたします。