品川八潮パークタウン
東京都品川区八潮 公団賃貸・分譲、公社賃貸・分譲、都営住宅、旧雇用促進住宅 昭和58年入居開始
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光が丘パークタウンや葛西クリーンタウンと同様、住建三者(公団・公社・東京都)により作られたニュータウンです。開発に複数の団体が参画していたことから、住棟のデザインあたっては統一的なルールが定められられました。団地内は歩行者路が張り巡らされ、基本的に横断歩道を渡らずにどこにでも行けるようになっています。ちなみに「八潮」は、戦前から高度経済成長期にかけて東京湾を埋め立てて完成した人工島です。団地の東側にはJR貨物の東京貨物ターミナルや東海道新幹線の車両基地、大井コンテナ埠頭など物流に関わる施設が多数あります。

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八潮パークタウンの案内図です。公社、公団、都営のエリアが入り組んでいます。島の中には学校などの公共施設が多く、住棟だらけといった感じではありません。交通アクセスは、大井競馬場駅または品川シーサイド駅から運河を渡って団地へ行くのが一般的なルートです。団地っ子たちは、八潮から橋を渡って出ることを「本土へ行く」と、本当に言っていたそうですよ。

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東京モノレールと八潮パークタウン。ちょっと近未来感。

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橋を渡って団地へと向かいます。

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地元では「八潮団地」の名で通っているようです。

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妻側にも窓が並んでいる住棟。脱・標準設計の時代、住都公団の香りがします。

1-7(都営八潮五丁目アパート)
一階の住戸が出っ張っているのは老人室付き住戸でしょうか。

1-8(都営八潮五丁目アパート)
八潮北保育園が1階に入居

1-9(都営八潮五丁目アパート)
都営住宅の入り口は昔から変わらず。茶色のタイル張りが味わい深くて良いです。

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メインの歩行者道路は、陸橋で道路を跨いでいます。ここらへんは光が丘団地とそっくりです。

1-11(公団潮路北第二)

1-12(コーシャハイム八潮)
左側の住棟の裏には首都高があります。防音壁として、首都高と並行に高層棟が連続配置されています。

1-13(公団潮路北第一ハイツ)
八潮パークタウンの公団エリアでは「中高層ミックス」と呼ばれる配置手法が用いられています。高層棟の間に5階建ての中層棟を入れていくことで、街並みに変化を与える手法です。

1-14(公団潮路北第一ハイツ)
潮路北第一ハイツは分譲住宅です。

1-15(公団潮路北第一ハイツ)
パークタウン内には統一的なデザインの案内板が設置されています。

1-16(公団潮路北第一ハイツ)
中層と高層が織りなす風景、なかなか良いですね。

1-17(公団潮路北第一ハイツ)
この団地も街全体が公園のようです。

1-18(公団潮路北第一ハイツ)
階段室型の入り口は洒落たデザイン。

1-19(公団潮路北第一ハイツ)
集会所

1-20(公団潮路北第一ハイツ)
スキップフロア型もありました。

1-21(公団潮路北第二ハイツ)

1-22(公団潮路北第一ハイツ)

1-23(公団潮路北第一ハイツ)
よく見ると階段室の出入口がこの通路に向かい合って配置されています。NSペアと呼ばれる配置です。

1-24(公団潮路北第一ハイツ)

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1-26(公団潮路北第二ハイツ)
潮路北第二ハイツはUR賃貸住宅です。

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くねくねと曲がりゆく生活道路

1-28(公社コーシャハイム八潮西)
住棟のつなぎ目にエントランスホールが。

1-29(公社シティコープ八潮浜)
公社分譲住宅です。インナーバルコニーってやつですかね。

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坂を上り切るとショッピングセンター「パトリア」です。

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ショッピングセンター「パトリア」の周りに公共施設が集まっています。

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1-33(都営八潮五丁目アパートとパトリア)

1-34(都営八潮五丁目アパート)

1-35(公団潮路南第二ハイツ)
ペデストリアンデッキが住棟間に抜けていく風景って未来的ですよね。

1-36(公団潮路南第二ハイツ)
なんと珍しい高層階段室型です。

1-37(パトリア)

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中央部に図書館や児童館が集まっています。

1-39(公団潮路東ハイツ)
ここにもスキップフロア型がありました。

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八潮公園の花壇

1-41(八潮学園・雇用促進住宅八潮宿舎)
遠くに見えるのは旧雇用促進住宅。現在は民間企業に売却されています。

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1-43(都営八潮五丁目アパート)
ベランダずらずら

1-44(公団潮路東ハイツ)

1-45(公団潮路東ハイツ)
素敵な散歩道

1-46(公団潮路東ハイツ)

1-47(公団潮路東ハイツ)

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1-49(都営八潮五丁目アパート)
都営の中層棟は公団棟と調和が取れたデザインになっています。

1-50(都営八潮五丁目アパート)
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